「千円?五千円?一万円?」お札区別の悩みを一挙解決!

2023年7月15日

 見えない・見えにくい人にとって、お札の券種の区別がしにくい人は多いもの。現在のお札には、ザラザラやツルツルといった触るとわかる工夫がなされていたり、アイフォンユーザーは「言う吉くん(いうきちくん)」というお札識別アプリが利用できたりと、以前よりは見分けやすくなっているようですが、「自分で工夫している」という人も。
 京都府視覚障害者協会の石川佳子(いしかわ・よしこ)さんが、紹介してくれたのは「五千円札ぴったり封筒」。この封筒にぴったり収まれば五千円札、長ければ一万円札、短ければ千円札。「手作りで簡単なものですが、この封筒をいつも財布に入れておけば、迷わず分かりやすいですよ」とお話しくださいました。
 写真上は、封筒に五千円札がぴったり収まっているところ。写真下の左は、券種ごとの長さの違い。右は、三角に切り落とした部分にお札の角がきっちり揃っている様子(これが使い方のコツ)。

●作成手順をお聞きしました
1) 五千円札がぴったり入るサイズの封筒を作る
2) クリアファイルのように短い辺と長い辺を一辺ずつ開いておく
3) 開いてない角を三角に切り落として完成

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