アイメイクの試み
2017年9月30日
目が見えない・見えにくい人びとを対象にしたアイメイクセミナーが30日、大阪市内のJBS日本福祉放送の防災セミナールームで行われた。
このセミナーは、資生堂ジャパンのCSR部と日本盲人会連合が協働してこの7月から実施している、視覚障害者のQOL向上を目的とする「見えない・見えにくい人のための資生堂メイクセミナー」。
今回の「アイメイクセミナー」は、視覚障害メイクモニター6名を対象に、基礎的な「メイクセミナー」終了者をイメージして、いわば応用編として試みられた。
資生堂のスタッフも回を重ねるたびに視覚障害理解が今までにも増して進み、説明の際の表現力なども含めてセミナーの質を高め、今回は難易度の高いアイメイクの試みとなった。
セミナー終了後、資生堂のスタッフ、メイクモニター、助言者の半田まゆみさん、セミナー運営事務局のスタッフなどが約1時間、意見交換を行い、今後のメイクセミナーの進め方について語り合った。
アイメイクは難しい、けど自分でも出来そうな気持ちになった、手応えがあった、楽しかった、自信がついた、などとセミナーに参加したメイクモニターからは好評の声。
写真は、メイクモニターと談笑する資生堂ジャパンCSR部の円地知子さん(右)、松浦裕子さん(左)、美理容専門学校「ヘアラルト」理事長の半田まゆみさん(中央)。