JBS寄席 第三十席
講談「天保水滸伝、鹿島の棒祭り(てんぽうすいこでん、かしまのぼうまつり)」

放送 2025年9月15日から9月21日
15時から16時/21時40分から22時40分

(8月18日から24日に放送した「天保水滸伝、鹿島の棒祭り」とは別録音の一席です)
連続物「天保水滸伝」の中でも、特によくかかり、浪曲でも有名な一席。
北辰一刀流(ほくしんいっとうりゅう)の使い手、千葉周作の道場に通う平手造酒(ひらて みき)。師匠の腕にも勝るとも言われながら、酒癖の悪さから道場を破門に。その後、下総(しもふさ)の国、笹川繁蔵(ささがわのしげぞう)の用心棒になり、鹿島神宮の祭礼、鹿島の棒祭り。親分の繁蔵から酒断ちを言い渡された平手。そもそも酒癖の悪い平手、さてどうなる?
「噺の半ばから後半にかけて盛り上がっていきますので、そこまではご辛抱ください。平手造酒(ひらて みき)同様、私お酒が大好きなので、お酒を我慢しなければならない辛さは、よくわかります。平手ほど大酒飲みではありませんが、この話はコミカルな楽しい物語です。浪曲にも同じネタがあります。浪曲も楽しいです」と寿近(じゅにあ)さん。
2024年2月にユーチューブに公開された一席です。
※番組オープニングのお囃子:フリー音楽素材サイト「PeriTune(ペリチューン)」より
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