東日本大震災のご体験から学びました「第3回防災セミナー」開催

12月15日(月)から12月21日(日)まで、セミナーの内容を放送いたしております。
ぜひお聴きください! 放送時間:9時から10時まで

(写真の解説)
東京と大阪をリモートでつないで開催した「防災セミナー」の様子。スクリーンには講師の佐々木芳子さん。その右隣は聞き手の竹田幸代さん。

「もしも!のときあなたは?」防災セミナーの様子をオンデマンド放送でお聴きいただけます

ここから下が本文です。

当協会主催福祉セミナーの今年度のテーマは、「見えない危険から身を守る・視覚に障害のある方が安心して暮らすために」を掲げて開催しています。

1月27日に行なった第3回防災セミナーは、東日本大震災の体験者で視覚に障害をお持ちの佐々木芳子さんに、現在お住まいの東京から、リモート形式でご講演いただきました。
佐々木さんのお話は、震災前の不安や備えから、地震発生当日の体験、避難所・仮設住宅・復興支援住宅での暮らしを時系列で伺いました。
地震当日の体験を語られる場面では、思わず涙ぐまれる場面もあり、会場全体が深く胸を打たれました。一時期、行方が分からなかったお孫さんやその母親であるご自身の娘さんを案じる気持ちが入り混じった体験は、その時、避難場所にいた多くの人が共有していた不安や緊張そのものだったと語られました。
後半のクロストークでは、大阪会場にいらした視覚障害当事者の竹田幸代さんが聞き手となり、講師の佐々木さんに様々な質問を投げかけながら進行しました。特に障害者支援についてのお話では、地域による違いが感じられ、会場でも多くの気づきが共有されたこと、また、会場からの質問で、災害時の備えや支え合いについて、より立体的に考える時間となりました。

最後に佐々木さんからは、「あきらめずに命を大事にして欲しい。助かるためには躊躇しないで勇気を出して逃げる!チャンスを逃さないで絶対に助かって欲しい。そして、生きるために工夫して欲しい、これが私から皆様にお伝えしたいことです」というメッセージで締めくくられました。

セミナー概要

テーマ
「視覚障害者が未曾有の災害から、どのように命や暮らしを守ったか?」
日時
1月27日(火)  13時から15時
会場
視覚障害者文化振興協会 セミナールーム
参加費 無料
定員 30名
語り部:佐々木芳子(ささき よしこ)さん 視覚障害当事者
岩手県釜石市出身。被災後、上中島仮設住宅自治会副会長補佐。その後、ご夫婦で東京に引っ越し、現在に至る。
聞き手:竹田幸代(たけだ ゆきよ)さん 視覚障害当事者
消費生活アドバイザー・JBS日本福祉放送「竹田と山口のときどき役立ちラジオ」パーソナリティーセミナー概要

以上で本文は終わりです。