ＪＢＳ寄席 第二十三席
第二十三席 講談「赤垣源蔵 とっくりの別れ」
放送 2025年8月25日から8月31日
15時から16時／21時40分から22時40分
赤穂浪士の一人、赤垣源蔵（あかがき げんぞう）が討ち入りを前に、兄の塩山伊左衛門（しおやま いざえもん）の屋敷に別れの挨拶を訪ねるが、伊左衛門は留守。相手をした女中には討ち入りのことは告げず、兄の羽織を相手にひとしきり酒を飲み、屋敷を去る。留守中にやってきた源蔵の様子を聴いて、すべてを察した伊左衛門は！
『赤穂義士伝』のなかでも最もよく掛かる演目のひとつ。人形浄瑠璃や芝居や講談となって、現代に伝わっています。寿近さんは与謝蕪村（よさ ぶそん）の俳句、「とっくりの 口よりそれと言わねども 昔思えば涙こぼるる」でこの講談を締めくくっています。
また、「忠臣蔵のネタで、仲の悪い兄弟の別れの話です。私も男二人兄弟なので、とても共感できる物語です」と語る寿近（じゅにあ）さん。
自宅録音で、2022年2月にユーチューブに公開された一席です。
※番組オープニングのお囃子：フリー音楽素材サイト「PeriTune(ペリチューン)」より
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