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『見ても見なくても見えなくても』を増やして一緒にワクワクする世界へ!
2023年6月17日
人気パーソナリティの二人が楽しいトークを展開する「竹田と山口のときどき役立ちラジオ」。
第148回のゲストは、在京の8つの大学に通う大学生と大学院生8名のグループ「一般社団法人ビーラインドプロジェクト」の浅見幸佑(あさみ・こうすけ)さんと三浦輝(みうら・ひかる)さん。プロジェクトを立ち上げるきっかけとなったのは、浅見さんが受けた福祉の授業。「そういえば今まで障害者と接する機会がなかったなぁ。一緒に楽しむ場があったらいいのかな?」その思いに賛同する仲間が集まったそうです。
現在の活動は、メンバーで考えたオリジナルゲーム「グラマ」の普及。4人で遊ぶ天秤バランスゲームで、言葉で重さを伝えながら遊ぶので視覚障害者も晴眼者も一緒に楽しめます。現在は販売準備中ですが、6月24日(土)に東京渋谷区で体験イベントを開催。参加者募集中だそうです(参加費500円ドリンク・軽食付き)。
写真は「グラマ」で遊ぶ様子。顔写真は、左が浅見さん、右が三浦さん。
●ビーラインドプロジェクト公式サイト https://blinedproject.studio.site/home
●6月24日開催「くらがりグラマ」
問い合わせ・申し込み
メール blinedproject@gmail.com
同情報は、JBSホームページの
「イベント情報」でも紹介しています。
トイレの入り口から「ラスト3メートル」の誘導
2023年6月10日
外出の際、トイレの入口までは誘導帯があって行けても、いざ中に入ると位置関係がすぐにわからないというお悩みを聞きます。男性用小便器の位置、個室の位置、バリアフリートイレは広くていいいのだけれど、どっちに便器があるのかわからない…。
そんな悩みの一助にと開発されたのは、視覚障害者用トイレ誘導ライン「ガイドレット」。販売元は、視覚障害者用歩行誘導マットの製造企業、錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社。サイズは、長さ25センチ、幅5センチ、厚み5ミリ、両面テープで貼り付けるだけなので手軽に導入できそうです。
写真は、5月14日に大阪市西区で開催された「三都の会」会場内に設置された展示台。参加者が自由に手に取っていました。
●錦城護謨の商品紹介ページ
https://guideway.jp/news/guidelet/
●商品説明の様子は、オンデマンド放送でもお聴きいただけます。「竹田と山口のときどき役立ちラジオ(第144回)」
雨の音が聞こえにくい傘
2023年6月3日
今年も梅雨の季節。見えない・見えにくい人にとって、傘にあたる雨粒の音は、気になるもの。
大阪市阿倍野区の丸安洋傘(まるやすようがさ)株式会社から発売されている「サイレントアンプレラ」は、視覚障害者の「雨音がしない傘が欲しい」という声から生まれた商品。傘の生地を二重にしたことで、雨音が低減され、自動車や自転車などの接近音や会話も聞き取りやすくなるそうです。紫外線カットや熱中症対策の効果もあるそうなので、これからの季節に重宝する一本になるのではないでしょうか。
写真は、5月14日に大阪市西区で開催された「三都の会」でのひとこま。「竹田と山口のときどき役立ちラジオ」の公開収録で、「サイレントアンブレラ」の説明をする丸安洋傘の川口博文(かわぐち ひろふみ)さんと番組パーソナリティの二人。
●丸安洋傘の商品紹介ページ
https://maruyasuweb.jp/quiet/
●商品説明の様子は、オンデマンド放送でもお聴きいただけます。「竹田と山口のときどき役立ちラジオ(第144回)」
色覚レンズを通して見るゴッホの絵画
2023年5月27日
5月21日(日)、兵庫県立美術館で、色の見え方の違いを感じながらゴッホの絵画を観賞するという新しい試みの体感型ミュージアムツアーが開催されました。
赤や緑など特定の色が見えにくい「色覚少数派」は多数派の色の見え方を、逆に多数派は少数派の色の見え方を体験できる色覚レンズが配られました。参加者数は色覚少数派の人を含め約80名。色覚についての関心の高さが感じられました。
写真は、同イベントの主催者であり、色覚多様性の啓発活動を行うNPO法人トゥルーカラーズの高橋紀子(たかはし のりこ)理事長による色覚レクチャーの様子。
●NPO法人トゥルーカラーズ
http://www.truecolors.jp/
無料配付!視覚障害者のためのお役立ち本
2023年5月20日
京都府視覚障害者協会発行の書籍「見えない地球の暮らし方2」は、視覚障害者のリアルな日常をリポートにして配信しているメルマガを書籍にまとめたもの。テーマは、仕事、家事、恋愛、趣味、IT、介護、支援機器など多岐にわたります。
そしてこの書籍の特徴は、文字の大きさや書体、全角と半角、行間、白黒の表示などがページによって変えられていること。色々な見え方を体験しながら、「これが見やすい」とか、「見えるけど読みやすいのはこっち」などと、周りの人に伝えるツールにもなります。
同書の編集スタッフの石川佳子(いしかわ よしこ)さんは、「希望者に無償で配付していますので、視覚障害者やその家族はもちろん、眼科や福祉相談の場で活用していただきたいです」と語ります。
写真上は文字の見え方が体験できるページ、写真下は石川さんと同書の表紙。
●「見えない地球の暮らし方2」が欲しい場合は、
京都府視覚障害者協会まで連絡を。
電話075-462-2414、または
http://kyosikyo.sakura.ne.jp/contents/read/id/590 まで。
太平洋岸をタンデム自転車で快走リポート・その2
「竹田と山口のときどき役立ちラジオ」
2023年5月13日
JBSの人気番組「竹田と山口のときどき役立ちラジオ」の第143回は、前週に続き「太平洋岸自転車道をタンデム自転車でつないじゃえプロジェクト」に参加中の竹田さんのリポートです。
「視覚障害者になっても、タンデム自転車で風を切って、長距離を安全にがっつりスポーツを楽しむことができるんですよ、っていうことをお伝えしたくて、頑張って走りました」という竹田さんの言葉が印象に残ります。
写真は、静岡県の静波海岸に立つ自由の女神像をバックに記念撮影。中央列左から2番目が竹田さん。
◎放送は5月20日まで。それ以降はオンデマンド放送でお聴きいただけます。
●太平洋岸タンデム自転車でつないじゃえプロジェクト
https://pacificcyclingroad.jp/tandem2023/